胃炎の種類について
胃炎として考えられているものは、慢性胃炎と急性胃炎の2種類の症状があります。
一般的に胃炎というのは、胃の内壁をカバーしている粘膜に炎症が起きると胃炎の症状が表れます。
急性的な胃炎の場合は、はっきりとした原因が判明することが多いのが特徴で、内因性の急性胃炎と外因性の急性胃炎の2タイプに分けられています。
外因性胃炎の主な原因となるのは、食べ過ぎや飲み過ぎなどが挙げられます。
特に急性胃炎の原因の中でも多いのが飲酒で、出血性胃炎になった人のうち50%は過度のアルコール摂取がその要因になったようです。
そして、緑茶・コーヒーなどを飲み過ぎたり、香辛料などを必要以上に摂取することも原因になります。
食中毒も急性胃炎の一つだと考えられています。
そして、強心剤などの薬物が一因の急性胃炎もあります。
内因性急性胃炎は、食べ物など外からの影響による外因性のタイプとは異なり、合併症を起こすことで胃炎になる場合を言うのです。
肝炎や肺炎、伝染病によって入り込む血液中の毒素が要因のようです。
急性胃炎の中にはアレルギーが原因となる場合もあり、それらも内因性急性胃炎の一つとされています。
急性の胃炎については、痛みがあまりないのが特徴です。
胃炎の原因となるような食べ物を摂ることで、胃もたれや吐き気を感じるなどの症状が起きるケースが多いようです。
胃の内部が酷い炎症を起こしていると、腹痛となるでしょう。
さらに、頭痛や体のだるさ、発熱などの症状を併発する可能性もあります。
急に症状が現れる急性胃炎の大部分は原因がはっきりしているので、診断に悩むといったことはありません。
しかしながら、こうした症状は他の病気の場合に起こることもあるので、早めに内視鏡検査が可能な専門機関で診察してもらうことが肝心です。
胃腸科や消化器内科などの専門科で、適切な治療を受けることが改善への第一歩です。
胃炎の治療について
急性胃炎の治療を考える場合は、絶食することからスタートするようです。
胃炎の種類でも外因性なのか内因性なのかの違いで、それぞれの治療法があります。
外因性の場合には、絶食して胃を休ませてから、徐々におかゆなどの消化の良い食べ物を食べてしっかりと休養をとることによって治します。
絶食によって荒れた胃を鎮めた後、ぬるま湯やスープを飲んで、それからおかゆなどの固い物を食べるなどして徐々に普段の食事へと近づけていきます。
サイドメニューの選択も胃への負担を少なくする献立を決めるようにしましょう。
濃い味付けにならないようにし、また油っこい食事をしないように気をつけ、繊維質の摂り過ぎにも気をつけるようにしましょう。
炎症を起こした胃を落ち着かせるために、お菓子などもしばらくは避けましょう。
急性胃炎の治療にあたっている期間中は、外食しないようにも努めてください。
なぜなら、レストランなどの味付けは、濃くて胃への負担が大きいメニューがほとんどであるためです。
どうしても外食しなければいけない時は、できる限り消化が良い胃に優しいご飯を選択することが大切です。
胃の炎症が落ち着いても、それから1、2週間は消化の良い胃に優しい食事をするよう心掛けてください。
これらに加えて、カフェインを含んでいる飲み物やお酒などは、1ヶ月前後は飲まないほうが良いでしょう。
なるべく食事で治すように意識しつつ、薬物療法を併用する場合もあります。
鎮痙剤や制酸剤などが胃炎の治療薬としてよく使われます。
吐き気などで脱水症状が出ている人には、点滴による治療が行なわれるようです。
内因性の急性胃炎であるなら、胃の炎症を鎮める治療と併せて胃炎の合併症となった病気の治療を進めていきます。
胃炎を治す際には、薬による治療より食事によって改善をはかる方が人の体には良いようです。
胃の違和感が解消したからと以前のいつもしていた食事に戻るのは避けましょう。
胃炎治療をきっかけにして出来るだけ胃に負担をかけないような食事を摂っていくことで、胃炎が再発する可能性は抑えられるでしょう。